COLUMN

ダイヤモンドのカットの種類と歴史!ダイヤモンドの輝きを決める「カット」について

目次
ダイヤモンドの輝きを左右する!「カット」とは
どのように誕生したの?カット技術の歴史
ダイヤモンドのカットの種類!それぞれに魅力がある
気になる疑問!ダイヤモンドのカットは価格に影響する?
カットにこだわってダイヤモンドを選ぼう

キラキラとした美しい輝きを放つダイヤモンド。実はこの輝きは、職人が原石を丁寧にカットすることによって生み出されています。

そこで今回は、ダイヤモンドの輝きに影響するカットの概要や歴史、種類などについてご紹介します。また、「ダイヤモンドのカットは価格に影響するのか?」という疑問にもお答えしているので、ぜひご覧ください。

ダイヤモンドの輝きを左右する!「カット」とは

カットとは、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すための加工技術。ダイヤモンドの品質を評価する基準「4C(カット・カラット・カラー・クラリティー)」のひとつです。
カットの作業では未だに職人の手によって行われる部分が多いです。現在ではレーザーやダイヤディメンジョンなどの機器が導入されていますが、高度な技術が必要であるといわれています。

そんなカットは、ダイヤモンドの輝きを左右する重要な加工工程です。そもそも、ダイヤモンドは原石のままだとあまり輝きを発しません。カットをし、ダイヤモンド特有の「光の屈折」を生かすことで、はじめて美しく光り輝きます。そのため、ダイヤモンド選びにおいて「どのようなカットか」を確認することは非常に重要といえます。

カットのグレードは、「プロポーション(総合評価)」「ポリッシュ(研磨の仕上げ状態)」「シンメトリー(対称性)」それぞれの評価によって決まります。基本的には、最高位の「Excellent」をはじめ、「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」の5段階で評価されます。
ただし、プロポーション・ポリッシュ・シンメトリーの3つすべてがExcellent評価のダイヤモンドは、「3EX (トリプルエクセレント )」と呼ばれ、前述した5段階の中で最高グレードに該当します。

なお、カットのグレードが設けられているのは「ラウンドブリリアントカット」だけです。それ以外のカットをほどこしたダイヤモンドに関しては、3C(カラット・カラー・クラリティー)で評価されます。

どのように誕生したの?カット技術の歴史

ダイヤモンドのカット技術が誕生したのは、14世紀頃といわれています。それ以前はカットの技術がなかったため、しかし、14世紀になってダイヤモンドの結晶同士をすり合わせて研磨できることが解明されたことで、カット技術が誕生しました。

当時のカット技術は、形を整えて原石の表面を少し磨き透明感を出す程度のレベルでしたが、研磨技術の向上によりのちにダイヤモンドを八面体に整える「ポイントカット」が誕生。そして15世紀中期には、ポイントカットをほどこしたダイヤモンドの上下を切断した「テーブルカット」や「ローゼンツカット」が誕生したといわれています。

テーブルカットが誕生した後さらに研究や技術向上が進み、16世紀には24面からなるバラのつぼみに似た「ローズカット」が誕生。そして17世紀には、最初のブリリアントカットと呼ばれる「マザランカット」が登場しました。

17世紀末頃になると58面体の正方形型の「オールドマインカット」が登場し、その後円形の「オールドヨーロピアンカット」が誕生しました。それから19世紀末には、ブリリアントカットが現在の定番の形に近い状態へと近づいていきます。そして20世紀に入り、現在の「ラウンドブリリアントカット」が誕生したといわれています。

ダイヤモンドのカットの種類!それぞれに魅力がある

ダイヤモンドのカットと一言でいっても、その種類はさまざまです。そこで、以下にて代表的な種類をご紹介します。

ラウンドブリリアントカット

ラウンドブリリアントカットとは、ダイヤモンドの定番の形をしたカット。ダイヤモンドに光をあてたときに力強く光るよう考えてつくられているため、美しい輝きを放つのが特徴です。
さらにラウンドブリリアントカットには、美しくカットされたダイヤモンドにだけ見られる「3つの魅力的な要素」があります。

ブライトネス ダイヤモンドを正面から見ると、ファセット(カット面)から反射した白い光が見えます。カットの質がよいほどその光は明るく見え、グレードが高いことを意味します。
ディスパージョン ダイヤモンドに入射した光が内部で屈折し、虹色に煌めいて見えます。
この虹色の光をディスパージョンと言います。
シンチレーション ダイヤモンドや照明などが動いたとき、美しいキラッとした輝きを放ちます。カットのグレードが高いほど繊細で美しい煌めきが見られます。

カットのグレードが低いと輝きがぼやけてしまいますが、ラウンドブリリアントカットのExcellentであればこれらの美しい輝きを容易に確認できます。

なお、ラウンドブリリアントカットは和光でも中心的に取り扱っています。

エメラルドカット

エメラルドカットとは、隅切りの長方形のカットです。ダイヤモンドの透明感を堪能できるカットのため、内包物や疵がほとんどないダイヤモンドであれば、澄んだ美しさをより一層楽しむことができるでしょう。

クッションカット

クッションカットとは、別名「ピローカット」とも呼ばれている、丸みのある四角形のカットです。

プリンセスカット

プリンセスカットとは、角が尖った四角形のカットです。プリンセスカットは、ラウンドブリリアントカットと同じく内部の光が煌くシンチレーションに優れているのが特徴です。ダイヤモンドや照明が動くことによって、キラキラ美しい輝きを放ちます。

アショカカット

アショカカットとは、62のファセットを持つ長方形のカット。エレガントなフォルムと美しい煌めきが特徴で、多くの方に愛されています。

オーバルカット

オーバルカットとは、57~58のファセットを持つ楕円形のカットです。
くわえて、オーバルカットはラウンドブリリアントカットに比べると研磨で失われる部分が少ないので、サイズを大きく保てるのが特徴です。

ハートシェイプ

ハートシェイプとは、56〜59のファセットを持つ「ブリリアントカット」のひとつ。その名の通り、ダイヤモンドがハート形をしているのが特徴で、カットがとても難しいので高い技術力を有していないとつくることができません。

気になる疑問!ダイヤモンドのカットは価格に影響する?

ダイヤモンドのカットは価格に影響します。なぜなら、カットの質は職人の技術によって左右するためです。前述したように、カットのグレードには「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」があり、カットの質がよいダイヤモンドほどグレードが高くなります。グレードが高いとその分価格も高くなるので、カットはダイヤモンドの価格に影響を及ぼすといえます。

このほか、ラウンドブリリアントカットは57面体であることが多いですが、なかには144面体や210面体のものもあります。面の数が多くなると緻密なカットをほどこさなければならず、これにより、面の数が多いダイヤモンドも価格が高い傾向にあります。

カットにこだわってダイヤモンドを選ぼう

ダイヤモンドの輝きは、カット技術によって左右します。そのため、ダイヤモンドを選ぶ際はサイズやカラーとあわせて、カットにもこだわることが大切です。
カットの種類は複数あり、なかでも定番なのは「ラウンドブリリアントカット」です。ほかにもオーバルカットやハートシェイプなどがあり、それぞれが異なる輝きを放ちます。今回ご紹介した種類を参考にし、自分やパートナーの好みに合ったダイヤモンドを選んでみてください。

和光のダイヤモンドについてはこちらをぜひご覧ください。
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