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エンゲージメントリングとは

エンゲージメントリング

結婚指輪よりも長い歴史をもつ婚約指輪

婚約指輪(エンゲージメントリング)は、愛する気持ちを相手に伝える指輪ですが、その習俗は、古代エジプトあるいは、古代ギリシア・ローマ時代にさかのぼるといわれています。

婚約時に未来の花嫁に指輪を贈る習慣が広まったのは古代ローマ時代、紀元前3世紀頃のこと。二人の気持ちよりも家同士の関係が重視されていた当時、婚約は一種の契約であったので、結婚より重視され、指輪は「約束のしるし」とみなされていました。そのため、この時代の婚約指輪は印を彫刻した指輪や鍵付きの指輪が主流だったようです。

また、1世紀に書かれたローマの書物には、当時の婚約指輪は鉄製だったと記されています。金(ゴールド)自体の稀少性もありますが、ローマには古くから武勇の証しとして鉄の指輪をはめる習慣があり、結びつきの強さを示すため、婚約指輪にも鉄が用いられたのかもしれません。さらに2世紀になると、裕福な人々は金の指輪を求めるようになり、自分のイニシャルを刻んだ指輪を相手の女性に贈ることも行われていました。

そして中世以降は、富裕層の人々の間でダイヤモンドやエメラルド、サファイアといった、高価な宝石の付いた指輪が広がっていきました。現代ではポピュラーなダイヤモンドの婚約指輪は、1477年にオーストリアのマキシミリアン大公が、ブルゴーニュ侯の娘マリーに贈って以来、「永遠の愛と忠誠を誓うしるし」として用いられるようになったということです。

参考資料:
『指輪の文化史』浜本隆志著(白水社)
『プリニウスの博物誌 II』中野定雄 他訳(雄山閣)
『指輪 古代エジプトから20世紀まで』東京都庭園美術館監修(淡交社)